デジタルプラットフォームのモデル報告規則(「MRDP」または「規則」)に基づく税務報告義務
MRDPに関する一般情報
デジタルプラットフォームのモデル報告規則(以下「MRDP」)は、Airbnbのようなオンライン事業者に対して適用され、Airbnbプラットフォームを通じて収入を得るホストのみなさまの情報を収集し、関連する税務当局に報告することを義務付けるものです。「ホスト」とは、宿泊施設を公開し、提供するAirbnbプラットフォームのユーザーを意味します。「補助ホスト」とは、Airbnbの補助ホスト規約に定義されているとおり、Airbnbプラットフォームに登録された「補助ホスト」を意味します。MRDPの目的上、人が「居住」している国・地域とは、その人の主な住所がある国・地域を意味します。「MRDP国・地域」とは、MRDPを国内法に採用している国・地域を意味します。
これらの規則は誰に適用されますか?
本規則は、MRDP国・地域に居住するホストもしくは補助ホスト、MRDP国・地域に宿泊施設を所有しているホスト、またはMRDP国・地域で宿泊施設を貸し出すことで収入を得ているホストに適用されます。
Airbnbのデータ報告義務は、自分のリスティングに適用されますか?
MRDP国・地域にお住まいのホストもしくは補助ホスト、MRDP国・地域に宿泊施設を所有しているホスト、またはMRDP国・地域で宿泊施設を貸し出すことで収入を得ているホストの場合、ご自身のデータは該当するMRDP国・地域の税務当局に報告されます。
これは1回限りの要請ですか?それとも継続的な報告義務ですか?
MRDP国・地域への報告は毎年行う必要があります。データは毎年1月に報告され、前年のすべての収入と情報が記載されます。MRDPは2024年1月1日から有効となり、2025年1月から報告が開始されます。
どのようなデータを関連する国・地域の税務当局に報告する必要がありますか?
MRDPに基づき、Airbnbが設立されている国・地域の税務当局を通じて納税者情報を報告する義務があります。Airbnb Ireland UC(以下「Airbnb」)の場合、報告先はアイルランド歳入庁です。Airbnbは関連する納税者情報をアイルランド歳入庁に報告し、アイルランド歳入庁はその情報を他のMRDP国・地域の税務当局に報告します。
次の情報がAirbnbからアイルランド歳入庁に報告されます。
ホストと補助ホスト
個人
- 名
- 姓
- 主たる居住地の住所
- 生年月日
- 差し引かれたAirbnbサービス料と源泉徴収を受けた税金
- 四半期ごとにAirbnbプラットフォーム経由で支払われるホスティング収入
- 金融口座の識別子(支払いが行われた銀行口座またはその他の支払いサービスのアカウント)
- 支払い先口座の名義人の名前(ホスト自身の口座でない場合。該当する場合のみ)
- ご自身の居住国/地域とリスティング所在国/地域
- 個人ホスト/補助ホストそれぞれの居住国/地域の納税者番号(TIN)
- 各リスティングの所在地
- 各リスティングの土地登記番号(ある場合)
- 各リスティングの貸出日数*
事業者
- 事業者名/法的な商号、名称または氏名
- 事業者の登録住所
- 差し引かれたAirbnbサービス料と源泉徴収を受けた税金
- 四半期ごとにAirbnbプラットフォーム経由で支払われるホスティング収入
- 金融口座の識別子(支払いが行われた銀行口座またはその他の支払いサービスのアカウント)
- 事業登録番号
- 事業者の税法上の住所
- ホスト/補助ホストそれぞれの事業者としての居住国/地域の納税者番号(TIN)
- 各リスティングの所在地
- 各リスティングの土地登記番号(ある場合)
- 各リスティングの貸出日数*
*日数はリスティングにゲストが滞在した泊数で定義されます
本規則がホストにもたらす影響
MRDP国・地域に居住するすべてのホストと補助ホスト、MRDP国・地域に宿泊施設を所有しているホスト、またはMRDP国・地域で宿泊施設を貸し出すことで収入を得ているホストの情報を収集し、税務当局に報告することがAirbnbに義務付けられています。税務当局に報告するために必要な情報をホストまたは補助ホストが提供しない場合、Airbnbはホストまたは補助ホストに通知した上で受取金の送金を一時停止するよう求められる場合があります。納税者情報を提出いただくとすぐに、受取金の送金の一時停止が解除されます。
個人情報の提出方法
Airbnbから、次の手順を完了していただくようお願いする通知、メール、またはメッセージをお送りします。
情報を提供するには、次の2つのステップを行っていただく必要があります。
- ホスティングの詳細を読んで確認する
- 個人情報や事業者情報を確認します
- 続行する前に、情報が最新の状態であることをご確認ください。情報の変更が必要な場合は、メールで通知が届きます
- 納税者番号(以下「TIN」)を入力する
- リスティングを掲載している場所にかかわらず、関連するMRDP国・地域にお住まいの場合、MRDPはAirbnbにホストの居住国/地域から発行されたTINの届出を義務付けています
注:事前にKYC(「本人確認」)手続きを完了している場合、選択したステータス(個人または事業者)がホスティングの詳細情報に適用されています。
リマインダー: Airbnbは、こちらの国・地域において納税者情報の収集をサポートしています。新たにサポートされる国・地域を継続的に追加しています。
正しく納税者情報を提出する手順は次のとおりです。
- ホストアカウントにログイン
- ホストのプロフィール写真を選択して「アカウント」を選択
- 「アカウント」ページで「税金」を選択
- 「納税者情報を追加」を選択
- 国/地域を選択し、手順に沿って続行
- 情報が正しいことを確認
- 居住国/地域の納税者番号(TIN)を入力
- 納税者情報フォームに入力して「保存」を選択
納税者識別番号(「TIN」)とは何ですか?
納税者識別番号は、国・地域によって発行され、個人や事業者の識別に役立ちます。TINの名称は国・地域によって異なる可能性があるため、MDRP国・地域ごとの名前を以下にご案内しています。
納税者番号(TIN)の入力時にエラーが発生した場合、どのように修正すればよいですか?
TINが居住国/地域の正しい形式であることをご確認ください。ご参考までに、経済協力開発機構(OECD)のガイドラインに基づき、それぞれの国・地域で交付されている個人および事業者のTINの形式を以下に記載しています。TINを正しい形式で入力してもエラーが発生する場合は、地域の税務の専門家にご相談になることをおすすめします。
注:VAT(付加価値税)番号ではなく、所得税上の目的で使用されるTINをお知らせいただく必要があります。
国・地域 | 広く知られている名称 | 個人 | 事業者 |
カナダ |
| 9桁の数字 | 9桁の数字 |
ニュージーランド |
| 8~9桁の数字(ハイフンを除く) | |
英国(UK) |
| 2文字+6桁の数字+1文字 | イングランド - 8桁の数字 ウェールズ - 8桁の数字 スコットランド - SC+6桁の数字またはSO/LP+6桁の数字 北アイルランド - 1~2文字+6桁の数字 |
よくある質問
1. 複数の納税者情報をアカウントに追加するには?
必要に応じて、複数の納税者情報を追加できます。
- ホストのプロフィール写真を選択して「アカウント」を選択
- 「アカウント」ページで「税金」を選択
- 入力済みの納税者情報の一覧から、「納税者情報を追加」を選択
アカウント所有者の情報を忘れずにご入力ください。
2. 1つの国で複数のリスティングを掲載している場合、どのような情報を提供する必要がありますか?
MRDPでは、ご自身が居住する国/地域の納税者番号(TIN)などの納税者情報の提供を義務付けています。リスティングを複数お持ちの場合でも、ご提供いただく必要があるのは居住国/地域のTINのみです。
3. 複数のMRDP国・地域でリスティングを掲載している場合、どのような情報を提供する必要がありますか?
MRDPでは、ご自身が居住する国/地域の納税者番号(TIN)などの納税者情報の提供を義務付けています。複数のMRDP国・地域にリスティングをお持ちの場合でも、ご提供いただく必要があるのは居住国/地域のTINのみです。
4. 登録済みの補助ホストとして、どのような情報を提供する必要がありますか?
アカウント情報をご確認の上、居住国/地域の納税者番号(TIN)をご入力ください。
5. 納税者情報を提供しなかった場合、Airbnbは私のデータを報告しますか?
はい。MRDPが要求する範囲でAirbnbが保有する関連情報をすべて報告します。また、受取金の送金を一時停止するなど、必要な措置を講じます。
6. 納税者情報の入力内容に誤りがあった場合、情報を変更することはできますか?
入力内容に誤りがあった場合は、納税者情報を削除して新しい情報を追加できます。この操作を行っても、リスティングが削除されることはありません。納税者情報を削除するには、次の手順に従ってください。
- ホストアカウントにログイン
- ホストのプロフィール写真を選択して「アカウント」を選択
- 「アカウント」ページで「税金」を選択
- ご登録済みの納税者の横にある「...」を選択
- 「納税者の情報を削除」を選択
- 確認モーダルで「削除」を選択
7. MRDP国・地域に居住していない場合でも、私のデータは報告されますか?
はい。MRDPを採用している国・地域に宿泊施設を所有している場合、またはMRDP国・地域で宿泊施設を貸し出すことで収入を得ている場合、ご自身のデータは報告の対象となります。MRDPはホストの居住国/地域に関わらず、MRDP国・地域に宿泊施設を所有しているホスト、またはMRDP国・地域にある宿泊施設から収入を得ているホスト全員に適用されます。
8. 税務当局は過去の確定申告の内容を確認できますか?
過去の確定申告についてその内容を確認する際に適用される規則は、関連するMRDP国・地域によって異なります。国・地域には、確定申告書が提出された後で申告書の内容を確認できる特定の期間が設けられている場合があります。詳しくは、地域の税務専門家にご相談ください。
9. 今すぐAirbnbアカウントを無効にした場合でも、私の情報は報告されますか?
2024年以降、Airbnbプラットフォーム上で宿泊施設を貸し出した場合、またはAirbnbプラットフォームに掲載されている宿泊施設から収入を得た期間があった場合、かかる情報は報告されることになります。たとえば、2024年3月に予約を1件受け入れた後にアカウントを無効化した場合、Airbnbはアカウントが無効化されるまでの2024年の情報を報告します。2024年1月1日より前にアカウントを無効化した場合、情報は報告の対象外となります。
10. Airbnbアカウントはないものの、リスティングに関するサポートを提供して支払いを受け取っている場合、Airbnbは私のデータを報告しますか?
はい。Airbnbは氏名、金融口座の識別子、その他の金融識別情報をAirbnbが保有している範囲内で報告することが法的に義務付けられています。Airbnbは、登録済みのホストまたは補助ホストから提供された場合にのみ(通常、アカウント所有者から、リスティングの収入の一部または全部の金額を非ユーザーに支払うように求められた場合)、この情報を保有しています。これに該当する可能性がある場合は、MRDPに関する非ユーザーのプライバシー通知をご確認ください。
プロホストに適用される特別な状況
管理している宿泊施設の所有者ではなく、リスティング管理者として自分のリスティング管理者用ホストアカウントを介してリスティングを掲載しています。
- Airbnbは私の納税者情報を税務当局に報告しますか?はい。ご自身が納税者情報を提供した国では、データがアイルランド歳入庁に提供され、関連するMRDP税務当局に報告されます。その場合、宿泊施設の本来の所有者の納税者情報を、関連する税務当局に直接報告していただく責任を負う可能性があります。また、AirbnbのMRDPに関する非ユーザーのプライバシー通知を、管理する宿泊施設の所有者と必ず共有するようにしてください。
- 宿泊施設の所有者の詳細をAirbnbに報告する必要がありますか?いいえ。ホスト(アカウント所有者)の納税者情報をAirbnbに提供することは、ホスト自身の責任となります。
私は、管理している宿泊施設の所有者ではなく、リスティング管理者です。
- AirbnbはMRDPの税務当局に私の個人データを報告しますか?宿泊施設を掲載しているご自身のAirbnbアカウント(補助ホストとして登録されている場合も含む)をお持ちの場合、ご自身のデータはアイルランド歳入庁に提供され、関連するMRDP税務当局に報告されます。その場合、宿泊施設の本来の所有者の情報を、関連する税務当局に報告していただく責任を負う可能性があります。また、AirbnbのMRDPに関する非ユーザーのプライバシー通知を、管理する宿泊施設の所有者と必ず共有するようにしてください。
- 宿泊施設の所有者の詳細をAirbnbに報告する必要がありますか?いいえ。ホスト(アカウント所有者)の納税者情報をAirbnbに提供することは、ホスト自身の責任となります。
データ保護権
データ収集の法的根拠は何ですか?
デジタルプラットフォームのモデル報告規則を履行するアイルランドの法令では、必要な納税者情報をアイルランド歳入庁に報告する法的義務をAirbnbに課しています。この観点から、Airbnbはアイルランド歳入庁にみなさまのデータを報告する法的義務を遵守することを目的にデータ処理を行っています。
Airbnbは誰に個人データを報告しますか?
Airbnbは、MRDPを遵守する目的で、アイルランド歳入庁にデータを報告します。その後、アイルランド歳入庁は当該データをホストが居住する国/地域やAirbnbの宿泊施設がある国/地域の関連するMDPRの税務当局に報告します。
Airbnbに税務情報を提供しなかった場合、どうなりますか?
該当する期間内に情報を追加しなかった場合、支払いが一時停止されることがあります。
Airbnbアカウントがない場合でも、AirbnbはMRDPの目的でデータを収集しますか?
Airbnbアカウントをお持ちでない場合でも、Airbnbが特定の税務情報を収集することがあります。これに該当するのは、Airbnbの宿泊施設から収入を得ていて、かつAirbnbにホストまたは補助ホストとして登録されている方がAirbnbにデータを提供している場合です。詳しくは、非ユーザーおよびMRDPに関するプライバシー通知をご確認ください。
Airbnbアカウントを所有していません。EU一般データ保護規則(GDPR)に基づくデータ主体の権利行使を要求するにはどうすればいいですか?
詳しくは、データ主体の権利に関するヘルプセンターの記事をご確認ください。なお、GDPRの権利の行使に関するご質問は、記載のリンクからAirbnbまでお問い合わせください。まずは、Airbnbがホストまたは補助ホストと宿泊施設に関するデータを保有しているかどうかを確認することになります。Airbnbがデータを保有している場合、ご提出いただいたリクエストを審査いたします。データを保有していない場合は、メールでお知らせします。
データの削除をリクエストすることはできますか?
リクエストしていただくことは可能ですが、その場合でも、Airbnbの法的義務であるため、データは関連するMRDPの税務当局に報告されますのでご留意ください。
土地登記番号
土地登記番号とは何ですか?
お住まいの地域によって異なりますが、土地登記番号(以下「LRN」)とは不動産に関する一意の数値識別子のことを指します。LRNは、国や地域を超えて宿泊施設を公式に認知するのに重要な役割を果たします。この識別子の具体的な名前と形式は、国や地域によって異なる場合がありますので、お住まいの国・地域の税務当局にご確認いただくことをおすすめします。
LRNの国/地域別名称とは?
- カナダ:物件識別子(PIN)区画識別子番号(PID)
- ニュージーランド:権利識別子
- 英国:不動産所有権番号
掲載している宿泊施設のLRNの提出をAirbnbが求める理由は何ですか?
Airbnbには、MRDP国・地域にあるリスティングを掲載しているすべてのホストに対して、こちらの情報のご提出をお願いすることが義務付けられています。
宿泊施設のLRNはどこで確認できますか?
LRNは通常、不動産の権利証に記載されています。もしくは、当該地域の登録窓口にお問い合わせください。
宿泊施設のLRNを提供することは義務付けられていますか?
MRDP国・地域にリスティングを掲載しているホストがLRNをお持ちの場合、提供していただく必要があります。ただし、LRNを取得していない場合でも、納税者情報を提出していただくことは可能です。
LRNを提出しないと、Airbnbでのホスティングや支払いの受け取りに影響が生じますか?
いいえ。宿泊施設のLRNをお持ちでない場合でも、Airbnbプラットフォームで通常どおりホスティングを継続しお支払いをお受け取りいただけます。
報告された情報はどこで確認できますか?
レポートの写しは、「アカウント」>「税金」>「税務書類」からダウンロードできます。
報告対象となる金額は、リスティングでの宿泊受け入れに対して支払われた合計金額(手数料と税金を除く)です。
報告されないのは、どのような情報ですか?
Airbnbは、以下に関する情報を報告しません。
- ご自身がホストするすべての体験
- 補助ホストへの支払い(補助ホストの収入は別途報告されます)
- 清掃サービスなど、ご自身のアカウントを介して第三者に直接行われた支払い
- ゲストからホストに対して直接行われたすべての支払い
- ご自身またはゲストによる問題解決センターへの請求に関連して発生したすべての調整金
- リスティングでの宿泊の受け入れに関連しない、ホストへのすべての支払い
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