閉経を乗り切る
女性ホルモンの減少が原因
閉経の前後5年間を更年期と呼びます。閉経を迎えるにあたって体内の女性ホルモンの分泌が減少し、それが原因となって更年期は心身に様々な不調があらわれます。これがいわゆる更年期障害です。更年期障害を緩和するには、減少した女性ホルモンを補うことが効果的です。そこで婦人科等の病院では、ホルモン補充療法を行い改善に導いています。ただしこの治療方法は、体質によって副作用等のリスクを伴うケースがあるため、誰もが諸手を挙げて臨めるとは言い難いのです。そこでおすすめなのがサプリの利用です。更年期障害の緩和で最も有名なサプリの成分は、大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンは、大豆の胚芽に含まれる成分で、女性ホルモンとよく似た働きをすることが知られています。中でも、ほてりやのぼせのホットフラッシュという症状への効果が高いと言われ、また骨粗しょう症の予防にも効果があるとされます。なお、大豆イソフラボンは腸内でエクオールという成分に変換され、これがエストロゲンと似た働きをしますが、実はエクオールに変換できる人は全体の50%前後程度とされているのです。つまり、無変換の人では大豆イソフラボンの効果が得られません。そこで現在では、はじめからエクオールに変換しているサプリを利用するのが、より確実に効果が得られると人気です。この他では、ビタミンB1やビタミンDのサプリがおすすめです。ビタミンB1は、脳神経系を正常に保つ作用があり、ストレス対策に有効とされています。ビタミンDはカルシウムを吸収しやすくすることから、更年期から増える骨粗しょう症対策に有効です。更年期障害は、イライラ等の気分障害もよくみられます。これに効果的なのがGABAのサプリです。GABAはアミノ酸の一種で、副交感神経を活発にして興奮を抑え、気持ちを落ち着かせる効果があるのです。