クラウドとは？

▼ クラウドとは？

クラウドとは？

「クラウド」とは、インターネットを通じて利用できる IT リソースとアプリケーションのオンデマンド配信を提供する従量課金制サービスの総称です。

クラウドを利用することで、ハードウェア導入に伴う初期の多額の投資や管理に多大な人的リソースを費やす必要がなくなります。削減することができた資金や人的リソースを新しいアイデアの実現に充てることが可能になり、IT 部門を運営するために必要な、適切な種類とスペックのコンピューティングリソースもプロビジョニングすることができます。

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AWS でのクラウドコンピューティングについて、また AWS が世界中の大勢のお客様に提供している利点についてご説明します。

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代表的なクラウドのタイプ

クラウドコンピューティングには主に 3 つのタイプがあります。各タイプは、クラウドコンピューティングのスタックの異なる側面をその特徴としています。

Infrastructure as a Service (IaaS):

Infrastructure as a Service（IaaS と短縮されることもあります）はクラウドの基本要素から成るもので、一般的にはネットワーキング機能、コンピュータ（仮想もしくは専用ハードウェア）、データストレージ領域へのアクセスを提供するものです。

Infrastructure as a Service ではITリソースに柔軟性と管理統制を高水準でもたらします。現在、多数の IT 部門や開発者にとって使い慣れている既存の IT リソースに最も類似するシステムを利用することが可能です。

Platform as a Service (PaaS):

Platforms as a Service（PaaS と短縮されることもあります）を使用すると、基盤となるインフラストラクチャ（通常はハードウェアやオペレーティングシステム）を自社内で管理する必要性がなくなり、アプリケーションのデプロイと管理に集中できるようになります。

Software as a Service (SaaS):

Software as a Service（SaaS と短縮されることもあります）は、利用者が必要に応じて、サービスプロバイダーが実行および管理している完成した製品をインターネットを通じて利用できるサービスです。多くの場合、Software as a Serviceはエンドユーザーアプリケーションを指す言葉です。

SaaS を使用することで、サービスや基盤となるインフラストラクチャの保守管理がどのように実行されているかを考える必要がなくなり、特定のソフトウェアを使用する方法を考えるだけでよくなります。

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クラウド導入のメリット

固定費が変動費へ

従来は事前にデータセンターやサーバーに多額の投資を行う必要がありましたが、クラウドを利用することで、リソースを使用したときに、使用した分だけ支払うことができます。

スケールによる大きなコストメリット

クラウドを利用することで、変動コストをより低くすることが可能になります。なぜなら、数十万単位の多くのユーザーがクラウドを使用するため、アマゾンウェブサービスなどのクラウドベンダーは、規模の経済を活かして、従量課金制の料金も低く提供できるからです。

キャパシティ予測が不要に

必要に応じてリソースの増減を行うことができるので、最大のインフラ容量を予測する必要がなくなります。アプリケーションの導入に先立ってキャパシティを決めてしまうと、高額で無駄なリソースの発生や機能が制限されたりします。クラウドなら、必要に応じてアクセスしリソースの調整やスケールアップやスケールダウンの実行をわずか数分で行うことができるため、そのような問題が発生する心配がありません。

速度と俊敏性の向上

クラウド環境では、新しい IT リソースを簡単に利用できます。従来は新しいITリソースの導入に数週間単位の時間を要していましたが、クラウドなら、分単位の短い時間を要するだけで開発者が新しいITリソースを利用することが可能になります。結果として、検証や開発にかかるコストと時間が大幅に減るため、組織の俊敏性も大幅に向上します。

データセンターの運用と保守への投資が不要に

インフラではなく、ビジネスを差別化するプロジェクトに集中できます。クラウドを利用することで、サーバーの設置、連携、起動といった重労働が不要になり、お客様に直結した業務に専念することが可能になります。

数分で世界に進出

わずか数回クリックするだけで世界中の複数のリージョンにアプリケーションを容易に展開できます。シンプルな操作と最小限のコストで、レイテンシーを抑え、より良い顧客体験を提供できます。

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クラウドの活用用途

クラウドはビジネスの様々な場面で活用することが可能です。

AWS クラウドでは、世界各地でリソースを提供しています。ロケーションの制限を受けないため、世界各地の顧客がいる場所にソリューションを提供できます。また、サービス、パートナー、サポートオプションの幅広いセットを簡単に利用することができます。

ビジネスソリューションを成功に導く多様な活用用途の一例を、以下に紹介致します。

ウェブサイト

概要

アマゾンウェブサービスが提供するクラウドウェブサイトのホスティングソリューションをご利用いただくと、企業、非営利団体、政府組織は柔軟で拡張性が高く、かつ低コストにウェブサイトやウェブアプリケーションを配信できます。

ウェブサイトの詳細 »

メリット

任意のウェブサイトサーバーおよびソフトウェアを使用
料金は実際に使用した分だけ
需要に合わせてウェブサイトを柔軟にスケール
世界規模のリソースに瞬時にアクセス

ウェブサイト

バックアップ＆復旧

概要

アマゾンウェブサービス（AWS）は、クラウド内に情報を保存するための、費用対効果の高いソリューションを提供しており、これによりハードウェアのプロビジョニングや管理の重荷を排除することができます。AWS を利用してクラウドストレージおよびバックアップを既存のインフラストラクチャに統合し、データのセキュリティと耐久性を向上できます。

バックアップ＆復旧の詳細 »

メリット

複数のデータコピーを自動的に保存
料金は実際に使用した分だけ
オンプレミスのインフラストラクチャに統合
データを暗号化して安全性を維持

バックアップ＆復旧

災害対策

概要

アマゾンウェブサービスは重要な IT システムの迅速な災害対策のためのツールを提供しています。99.999999999% の耐久性を備え、安全な施設を利用した、テープレスなオフサイトの複数コピーストレージソリューションにより、お客様のデータは使用していないときは保護され、必要なときには使用できます。

災害対策の詳細 »

メリット

オフサイトでデータを保護
複数のバックアップコピーを自動的に作成
テープを使用せずにファイルをバックアップおよび復元
ライフサイクル管理の自動化

災害対策

開発とテスト

ビッグデータ

概要

アマゾンウェブサービス（AWS）のデータ取り込み、ストレージ、分析ツールにより、データから洞察を得ることができます。AWS サービスの柔軟でスケーラブルな世界規模のインフラストラクチャを利用して、情報の中から実行可能な洞察を特定できます。

ビッグデータの詳細 »

メリット

最適なツールとテクノロジーを選択
マネージドサービスを利用して生産性を向上
幅広いパートナーエコシステムを活用
リアルタイムおよびバッチ分析ツールにアクセス

ビッグデータ

ハイパフォーマンスコンピューティング

概要

アマゾンウェブサービスはハイパフォーマンスコンピューティングをクラウドで実行することにより、お客様のリサーチ速度を向上します。クラスターコンピューティング、クラスター GPU、サーバーへの瞬時のアクセスが可能で、初期費用をかけずに世界規模のインフラストラクチャを利用できます。

HPC の詳細 »

メリット

オンデマンドでスーパーコンピューターにアクセス
料金は実際に使用した処理能力分だけ
ノード間の高パフォーマンスネットワークを活用
同僚とのコラボレーション

ハイパフォーマンスコンピューティング

アマゾンウェブサービス（AWS）はお客様のニーズに合わせて幅広い一連のデータベースオプションを提供しています。ペタバイトスケールのストレージから 10 ミリ秒未満のレイテンシーによるアクセスまで、すべてを用意しています。マネージド NoSQL、列指向のデータストア、従来のリレーショナルデータベースオプションに加え、独自のデータベースを AWS サーバーで直接実行するサービスを提供することで、AWS はお客様のアプリケーションとビジネスのニーズに合わせた最適なデータベースへのアクセスを可能にします。

データベースの詳細 »